マイホームを購入する際、ほぼ全額を住宅ローンで補う人が増えています。
最近、手元にお金がない人でも住宅を購入する人は意外に多い。某会社の調査によると、取得資金全額を住宅ローンに頼る人は、全体の約6%。さらに、頭金が1割にも満たない人は、全体の約35%にも及ぶ。
原因は、金融機関の融資基準が緩まっていることが考えられます。この10年ほどで、頭金をゼロで貸し出す銀行や、住宅メーカーが珍しくなくなった事が、主たる原因です。
しかし、ここには、大きな落とし穴があることを忘れてはなりません。
借入依存割合が高いほど、将来にわたる利払い負担はより重くなるからです。
やはり、住宅を購入するなら、最低でも2割程度の頭金を用意するべきですね。
(有)藤岡保険コンサルタント 1級FP技能士 藤岡 徹也